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6月3日帰還


金井宇宙飛行士は、2017年12月17日、カザフスタンのバイコーヌ宇宙基地から、国際宇宙センター(ISS)に飛び立ちました。
そして、6月3日約6カ月ぶりに地球に帰還します。
金井宇宙飛行士は第54次/55次クルーとして、約6カ月間、ISSに滞在しました。

金井宇宙飛行士とは


(ISS第55次長期滞在クルー)
提供: JAXA/NASA
金井宇宙飛行士は、防衛医科大学を卒業後、海上自衛隊で外科医師・潜水医師として勤務しました。
2009年にJAXAよりISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として選抜され、2011年油井亀美也、大西卓哉宇宙飛行士とともにISS搭乗宇宙飛行士として認定されました。
そして2017年12月、11人目のJAXA宇宙飛行士として、宇宙に飛び立ちました。

4人目となる船外活動


提供: JAXA/NASA
2018年2月17日には、NASAのマーク・ヴァンデハイ宇宙飛行士と共に、5時間57分にわたる船外活動を行いました。
船外活動を行ったのは、JAXA宇宙飛行士では4人目です。
その際、JAXAの星出宇宙飛行士が、交信役としてNASAジョンソン宇宙センター(JSC)運用管制室より支援を行いました。

健康長寿のヒントは宇宙にある


提供: JAXA/NASA
金井宇宙飛行士は、「健康長寿のヒントは宇宙にある」を長期滞在のミッションテーマにあげています。
実際に、2017年12月〜2018年1月にかけてアルツハイマー病や狂犬病、糖尿病などの原因となることが知られている物質の形成機構を調べるための実験も行われました。

その他にも、2018年2月13日には、アジアの学生アイデアで作る宇宙実験「Asian Try Zero-G 2018」が行われました。
これは、アジア各地の学生が提案した実験を、金井宇宙飛行士によって行われるもので、提案した学生たちが、筑波宇宙センターなどでその様子を見守りました。

滞在中の実験やISSでの生活の様子など、帰還後どんな話が聞けるか、楽しみですね!


このコラム内の画像と動画は、宇宙航空研究開発機構の許可を得て掲載しています。