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ホシタビ2016

7月7日午前10時36分打ち上げ成功

1992年に毛利宇宙飛行士が日本人で初めてスペースシャトルに搭乗してから24年、その間、毛利宇宙飛行士を含む9人の日本人宇宙飛行士が宇宙に飛び立ちました
そして、国際宇宙ステーション(以下、ISS)には、若田宇宙飛行士を始め5人の宇宙飛行士が長期滞在しました。

2016年7月7日午前10時36分、10人目の日本人宇宙飛行士、「大西卓哉宇宙飛行士」が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地よりISSに飛び立ちました。
大西宇宙飛行士は、第48次/第49次長期滞在クルーとして、約4か月間ISSに滞在する予定です。


提供: JAXA/NASA

ミッションロゴ

さて、第48次/第49次長期滞在ミッションのJAXAロゴは、三角形の「翼」をモチーフにデザインされています。
大西卓哉宇宙飛行士が民間航空機のパイロット出身であることから、このようなデザインが採用されました。
実は、宇宙飛行士には軍出身のパイロットは多くいるものの、民間機のパイロットはそう多くはないのです。


提供:JAXA

大西宇宙飛行士は、ソユーズでコマンダー(司令官)の隣に座る、レフトシーター(第一フライトエンジニア)として搭乗することが決まっています。
コマンダーに何かあった場合、ソユーズを安全に地球に帰還できるようにしなければいけません。
そのため、技量的にはコマンダーとほぼ同等の技術が必要になります。

船外活動や実験も

もしISS滞在中に「こうのとり」6号機が打ち上げられれば、大西宇宙飛行士が船外活動を行う可能性もあります。
そして、日本実験棟「きぼう」での新たな実験のために、実験装置の組み立てや初期機能確認作業を行う予定にしています。


(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

このコラム内の映像と画像は、宇宙航空研究開発機構の許可を得て掲載しています。

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