台風第13号は、1993年8月31日沖の鳥島の西海上で発生し、9月3日16時前に非常に強い勢力のまま薩摩半島南部に上陸しました。
九州南部を縦断して愛媛県・広島県にそれぞれ再上陸、その後日本海を北上しました。
九州を中心に大雨となり、全国各地で暴風や強風を観測しました。
鹿児島県では土砂災害が発生するなど、九州を中心に全国各地で暴風や大雨などにより多くの住家損壊や浸水等の被害がありました。
また、広島県尾道市など瀬戸内地方で高潮により浸水被害が発生しました。
●死者・行方不明者
48名
●負傷者
396名
●住家全壊
336棟
●住家半壊
816棟
●床上浸水
1,448棟
●床下浸水
3,770棟