[答え]

B.名神自動車道

1969年のこの日、大井松田IC〜御殿場ICが開通し、東京ICから愛知県小牧ICまで346kmにおよぶ東名高速道路が全線開通しました。
これにより、4年前に完成していた名神自動車道と小牧ICで接続し、東京〜西宮間536kmが高速道路で繋がりました。
東名高速道路の構想は、1953（昭和28）年5月に当時の建設省が公表した「東京神戸間有料道路計画書」によってはじまりますが、当時は、東京〜名古屋間のルートを東海道ルートとするか、現在の中央自動車道ルートとするかで揉めていました。
この問題は次第に大きくなり、政府はとりあえず名古屋〜神戸間を名神高速道路として先行建設することにしました。
その後も、両陣営の対立が続き建設ルートが決まりませんでしたが、1957年の調査報告書 で、「比較すべきは計画ではなく、それぞれ異なった根拠で有益」との見解が示され、両路線は同時に着工されることで決着しました。