[答え]

夫婦別姓の時期があった。

1870(明治3)年のこの日、太政官布告により平民も苗字を持つことが許されたことを記念して苗字の日に制定されています。
それまでは苗字を持つことは武士だけの特権とされ、特例を除き一般庶民は苗字を名乗ることが禁じられていました。
しかし、平民が苗字を持つことが許された後も、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったため、1875(明治8)年2月13日に、全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられました。
夫婦の苗字については、1876（明治9）年の太政官指令で、妻は婚前の苗字を改めず夫婦別姓とすることが決定されました。
その後、1898（明治31）年に明治民法の成立によって夫婦同姓の原則に転換され、現在に至っています。