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今日は何の日

24日は、鰹(カツオ)節の日

[答え]

C.カビ


この日は 「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」の語呂合せから、食品メーカーが制定しました。
カツオ節は、加工工程の違いによって、カツオを茹で干したのみの生利節(なまりぶし)、それを燻製にしたさつま節・荒節(あらぶし)、荒節にカビを付けることにより水分を抜きながら熟成させる工程を繰り返した本節・枯節(かれぶし)・本枯節(ほんかれぶし)・仕上げ節と、それぞれ名前が付けられています。
スーパーなどでよく目にする「花かつお」は、荒節を削ったものです。
一方、カビを生やした枯節には、うま味成分やビタミン類が他のカツオ節より多く含まれ、高級品として扱われています。現在の荒節に近いものが作られるようになったのは江戸時代で、紀州(現在の和歌山県)の甚太郎という人が、それまでの天日による乾燥を藁(わら)や薪(まき)を利用して燻製(くんせい)で水分を除去する方法を考案しました。
その後、土佐(現在の高知県)で先に良いカビを発生させて悪いカビを生えさせなくする方法が考えられ、これにより長期間保存が可能となり、さらに味もよいと評判となりました。
これが本枯れ節の原型と言われています。

お知らせ

2017年6月末日をもちまして「今日は何の日」の提供を終了いたします。

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