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今日は何の日

25日は、『学問のすゝめ』最終編が刊行された日

[答え]

C.17編


1876(明治9)年の11月25日に、福澤諭吉の『学問のすゝめ』最終編が刊行され、全17編が完成しました。
『学問のすゝめ』は、1872(明治5)年に初編が出版されたのち、4年かけて順次刊行された冊子を、1880(明治13)年に「合本學問之勸序」という前書きを加え、一冊の本に合本されました。
『学問のすゝめ』と言えば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」という出だしが有名ですが、この文章は、実はアメリカ合衆国の独立宣言の一節を意訳したものであるとする説があります。
『学問のすゝめ』は、最終的には300万部以上売れたとされ、当時の日本の人口が3000万人程であったから、実に10人に1人は買った計算になります。
著者の福沢諭吉は、一万円札の肖像でおなじみの人物ですが、慶應義塾の創設者としても有名です。

お知らせ

2017年6月末日をもちまして「今日は何の日」の提供を終了いたします。

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