[答え]

B.東京大学

1878(明治11)年3月25日、電信中央局の開局祝賀会が工部大学校(現在の東京大学工学部)で開かれ、大臣や各国行使など150名を越える人々が参加しました。
この祝賀会場に電気灯を使用するよう、工部卿伊藤博文からの特命を受けた英国人のエアトン教授が、祝賀会場の天井に設置されたアーク灯を灯し、これが日本の公の場での初めて電灯の点灯となりました。
この事にちなんで、日本電気協会によって電気記念日が制定されました。
さて、一般の市民が日本ではじめて電灯を見たとされる日は、工部大学校での点灯から4年半後の事です。
1882(明治15)年11月1日に、銀座二丁目に設置された街灯が点灯されました。当時の新聞には「見物の群集は市街に満ち」と報じられており、電灯の灯りを見るために多くの人々が詰めかけたようです。