[答え]

1.新宿

1927(昭和2)年6月12日、株式会社中村屋が新宿に喫茶部を開設し、日本で初めて「純印度式カリー」を売り出しました。
このインドカリーは創業者・相馬愛蔵氏の娘がインド独立運動の活動家のラス・ビハリ・ボース氏と恋に落ちたことをきっかけに誕生しました。
ラース氏は日本のインドカレーの父と言われています。昭和初頭に日本に普及していた「カレーライス」は、インドのカレーとは全く別物であり、簡略化された安価な食べ物として普及していました。ラース氏はかねがね「インドのカレーはあんなものではない」と憤慨しており、本格的なインドカレーを出すため、自らメニュー開発に関わりました。