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今日は何の日

30日は、クレーンの日

[答え]

3.雲梯之機


クレーンやリフト等、重い荷物を運ぶ機械を安全に運用するための「クレーン等安全規則」が1972(昭和47)年のこの日に公布されたことを記念して、日本クレーン協会とボイラ・クレーン協会が1980(昭和55)年に制定しました。
「クレーン」は、巨大なものや重いものを吊り上げて運ぶ機械で、鶴(crane)の形に似ているから名づけられたと言われています。
クレーンが歴史上に登場するのは、紀元前450年頃のギリシアで、古代ギリシアの石造建築はクレーンによって造られたといわれています。
また、「日本三代実録」という文献の中では、867(貞観9)年頃の東大寺の大仏の修理作業に「雲梯之機」というクレーンを使用したという記述があります。
それによると、折りたたみ式の梯子(はしご)車の梯子の先に滑車を取り付け綱をかけて、轆轤(ろくろ)で綱を手繰り寄せて大地震で落下した大仏の頭を引っ張り上げたと書かれています。

お知らせ

2017年6月末日をもちまして「今日は何の日」の提供を終了いたします。

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