大雪と高波及び雷に関する全般気象情報
気象庁
2022年02月18日 05時02分
西日本では大雪のピークは過ぎましたが、18日午後にかけて東北地方から東日本日本海側を中心とした地域では、引き続き大雪による交通障害に注意・警戒してください。北陸地方では高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
雨雲レーダー
雷レーダー
[気圧配置など]
発達した低気圧が東北南部付近を南東へ進んでいます。低気圧は18日朝には不明瞭となりますが、北日本や東日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下の寒気が流れ込むため、18日は北陸地方を中心に大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
[防災事項]
<大雪>
東北地方から東日本を中心に強い雪が降り、大雪となっている所があります。西日本では大雪のピークは過ぎましたが、18日午後にかけて東北地方から東日本日本海側を中心とした地域では、引き続き大雪となる所があるでしょう。
19日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で
東北地方、関東甲信地方、北陸地方 30センチ
の見込みです。
積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪やなだれに注意してください。
<高波>
18日は、はじめ北陸地方では大しけとなり、その後もしけるでしょう。 18日に予想される波の高さは、
北陸地方 6メートル
の見込みです。高波に警戒してください。
<雷・突風>
北陸地方では、18日は大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
これで「大雪と高波及び雷に関する全般気象情報」は終了しますが、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。