大雨と雷及び突風に関する全般気象情報
気象庁
2022年05月14日 04時55分
東日本の太平洋側では14日昼前にかけて、南西諸島では15日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
雨雲レーダー
雷レーダー
[気圧配置など]
前線が東日本の太平洋側から南西諸島にのびており、前線上の低気圧が紀伊半島付近にあって東北東へ進んでいます。この低気圧は14日朝以降次第に不明瞭となり、前線は14日夜には伊豆諸島付近から南西諸島にかけてのびるでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
東日本の太平洋側では14日昼前にかけて、南西諸島では15日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
15日06時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
沖縄地方 100ミリ
伊豆諸島 80ミリ
関東甲信地方、東海地方 60ミリ
その後、16日06時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
沖縄地方 50から100ミリ
の見込みです。
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
東日本の太平洋側では、14日は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
[補足事項等]
「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」はこれで終了しますが、地元気象台の発表する警報、注意報、竜巻注意情報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。