大雨と雷及び突風に関する全般気象情報
気象庁
2025年09月09日 16時43分
西日本から北日本では10日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
雨雲レーダー
雷レーダー
[気象概況]
前線が華中から西日本の日本海沿岸を通って日本の東にのびており、10日は西日本から東日本に停滞する見込みです。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では、引き続き10日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。また北日本では、上空の寒気と気圧の谷の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[雨の予想]
西日本から北日本では10日にかけて、雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道地方 80ミリ
関東甲信地方 100ミリ
北陸地方 60ミリ
中国地方 120ミリ
九州北部地方 150ミリ
[防災事項]
西日本から北日本では10日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は、10日5時頃に発表する予定です。