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気象情報

雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報

気象庁


2025年11月09日 16時49分


北日本と東日本では10日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。



雷レーダー


[気象概況]
 低気圧が紀伊水道付近にあって東へ進んでおり、前線が日本の南と東シナ海にのびています。また、別の低気圧が日本海北部にあって北東へ進んでおり、前線が東北地方と日本海西部にのびています。
 紀伊水道付近の低気圧は、発達しながら、9日は西日本から東日本の太平洋側沿岸を東よりに進み、10日は日本の東から千島の東へ進む見込みです。日本海北部の低気圧は、発達しながら、10日にかけてオホーツク海へ進み、寒冷前線が北日本から東日本を通過するでしょう。さらに10日は、上空約5500メートル付近に、北日本では氷点下30度以下の、東日本では氷点下21度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。
 低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、北日本と東日本では10日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。

[防災事項]
 北日本と東日本では10日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので農作物や農業施設の管理にも注意してください。

[補足事項]
地元気象台の発表する防災気象情報に留意してください。
これで、「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」は終了します。


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