暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報
気象庁
2025年12月13日 17時08分
北日本と北陸地方では14日から15日は、九州北部地方では14日にかけて、暴風や暴風雪、高波に警戒してください。北海道地方では14日から15日は、大雪による交通障害に警戒し、高潮に注意・警戒してください。
雨雲レーダー
[気象概況]
低気圧が東シナ海を発達しながら東北東に進んでいます。また、別の低気圧が南西諸島付近をゆっくり東北東に進んでいます。
14日にかけて、南西諸島付近の低気圧が急速に発達しながら本州の太平洋側を通って北海道付近に進み、東シナ海の低気圧も対馬海峡を通って日本海に進み、急速に発達しながら東北地方へ進むでしょう。15日は、東北地方の低気圧は不明瞭になり、北海道付近の低気圧がオホーツク海に進んで日本付近は冬型の気圧配置となる見込みです。これらの低気圧の影響で、北日本と北陸地方では14日から15日は大荒れとなり、西日本の日本海側でも14日にかけて、大荒れとなる所がある見込みです。
[風の予想]
北日本と東日本では14日から15日は、西日本でも日本海側を中心に14日にかけて、非常に強い風が吹き、北日本では雪を伴って猛ふぶきとなる所があるでしょう。
14日から15日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 28メートル (40メートル)
東北地方 25メートル (35メートル)
北陸地方 25メートル (35メートル)
九州北部地方 20メートル (30メートル)
[波の予想]
北日本と北陸地方では14日から15日は、大しけとなる所があるでしょう。
14日から15日にかけて予想される波の高さ
北海道地方 7メートル
東北地方 6メートル
北陸地方 6メートル うねりを伴う
[雪の予想]
北海道地方では14日から15日は、警報級の大雪となる所があるでしょう。13日18時から14日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
北海道地方 30センチ
その後、14日18時から15日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
北海道地方 70センチ
[防災事項]
北日本と北陸地方と九州北部地方では、暴風や暴風雪、高波に警戒してください。北海道地方では、大雪による交通障害に警戒し、高潮に注意・警戒して、なだれや着雪に注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は、14日5時頃に発表する予定です。