全般気象解説情報(大雨・落雷・突風)
気象庁
2026年08月28日 05時37分
北日本から西日本では、28日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。北海道地方では線状降水帯による猛烈な雨が降っているほか、北陸地方と東海地方では今後線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。
雨雲レーダー
[気象概況]
前線が、朝鮮半島付近から東日本を通って日本の東にのびています。また、上空に寒気を伴った低気圧が、日高沖を東北東へ進んでおり、北日本から東日本は気圧の谷となっています。
朝鮮半島付近からのびる前線は、28日は東日本太平洋側にゆっくり南下した後ほとんど停滞しますが、29日は次第に北上に転じて、30日にかけて東北地方に北上する見込みです。
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気、上空の寒気、気圧の谷の影響で、28日は、大気の状態が非常に不安定となり、北日本から西日本では、雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるでしょう。
27日に記録的な大雨となった北陸地方では、前線の北上する29日から30日も大雨となる所がある見込みです。
[雨の予想]
28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道地方:80ミリ
関東甲信地方:100ミリ
北陸地方:100ミリ
東海地方:150ミリ
近畿地方:120ミリ
中国地方:100ミリ
その後、29日6時から30日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北陸地方:100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[防災事項]
北日本から西日本では、28日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。北日本から西日本では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、普段よりも少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
また、北日本から西日本では28日は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「全般気象解説情報(大雨・落雷・突風)」は、28日17時頃に発表する予定です。